英語学習方法『猿でも分かる英語・英会話』

英語学習方法 トレーニング別

文法

文法も受験と英会話等の実用面とに分けて考えて行きたいと思います。

受験英語における文法

(1)文法の位置づけ、大切さ

単語・熟語と並んで重要なのが文法です。但し、文法固有の個別問題はそれ程配点は高くなく、それに対応した問題集をある程度こなせば、それほど怖くはありません。

むしろ、文法は英語の実力の土台を形成するものとしての意味の方が重要で、英文読解をスムーズに行ったり、英作文の精度を上げたりといった、英語全体への影響が極めて大きいと言えます。

つまり、文法プロパーの問題は怖れるに足りず、むしろ文法力を発揮して構文を正確に把握したり、英文和訳、和文英訳を正確に行ったり、長文の内容を正確且つ迅速に理解したり出来る様になる為のバックボーンとしての位置付けの方が重要だと思います。

従って、文法固有の問題で差を付けるというのではなく、培った文法力を活用して、英語全体の総合点を底上げするというスタンスで取り組むのが望ましい姿だと思います。

(2)具体的な勉強法

具体的な勉強法としては、まず全体的な骨組みを把握する意味で、少し易しいなと感じる位の、薄目の参考書(A)をサラーと早足で読み込み、分かりにくいところは飛ばしてでも最後まで読み切って、これを2~3回転させて全体像をしっかり把握して、早めに土台を作り上げてしまうことです。骨組みが出来ていれば、その中身を充実させていくのは容易です。

文法の基礎が既に出来ている人は、この過程を省略して次の段階からスタートしても良いでしょう。

上記の方法で文法の土台が出来て来たら、ここで解説が丁寧で定評のある参考書(B)を一冊選び、その参考書をじっくり読み、分かりにくい点は先生に遠慮せずに質問して疑問点をその都度解消して行くことが大切です。

英語は数学と同様に、積み重ねが必要な科目である為、分からない点をそのままにしておくと、後でますます分からなくなってしまいます。特に、文法は英語の中でも最も論理的思考を要する分野である為、一層このことが言えます。「聞くは一時の恥、聞かぬは末代の恥」と思って思い切って質問しましょう。

参考書としては、分かりやすいという点を一つの選択基準にして、余り厚過ぎないものを選ぶのが妥当でしょう。

参考書として、一冊位は分厚くて説明の詳しいもの(C)を買っても良いのですが、それを1ページ目からじっくりと取り組むというのではなく、疑問点が生じたときに辞書的に調べるのに使うといった利用の仕方で十分でしょう。

即ち、文法に関しては、概ね次の様な手順で進めて行きます。

英会話等の実用面における文法

(1)文法の重要性を再認識しよう

文法無用論や軽視する理論の問題点

日本人が中々英語を喋れる様にならない理由として、従来の英語教育が文法や読解中心だったことを挙げる意見を近年頓に良く聞きます。確かに、これらに比べてコミュニケーション能力の養成という面が疎かにされて来たことへの反省の意味で、英会話にも重点を置こうとする姿勢は高く評価されてしかるべきでしょう。

しかし、英会話を重視すべきだからと言って、文法や読解を疎かにしても良いということにはならないと思います。

結論から先に申し上げるなら、幼児期から英語に接することの出来るといった恵まれた環境にある人を除けば、日本人が英語を最短時間で且つ、最小の努力で上達しようと思ったら、寧ろ、文法という素晴らしい“道具”を使うのが、意外にも最良の方法なのではないかと最近では思い至っております。

よく文法を無視して「何でも構わないから喋れ喋れ」とばかりに強引に喋らせる教室もあると聞きます。実際、初級クラスの生徒が思いつく単語を並べて、必死に喋ろうとしている光景を拝見したことがあります。

しかし、基礎が出来上がっていない段階で無理やり話そうとする為、日本語的発想でしか表現できず、ただ喋っただけというのみで、ネイティブには通じ難かったり、不自然な英語でしか表現出来なかったりといった結果になってしまいがちです。

たとえ、この様な方式であっても、ネイティブスピーカーによるマンツーマンの指導を受けることが出来て、その都度、より適切な表現を教えてもらって修正して行けるのであれば、それ相応の効果も得られるでしょうが、先生1人に対して生徒が数人(それ以上なら尚更のことですが・・・)のグループレッスンでは中々そこまでは期待し難いでしょう。

目標によって異なる文法力・・・折角英語を学ぼうと決意したのであれば、誰でも上級者かそれ以上を目指しましょう。

又、目指す目標がどの程度の水準なのかによっても、方法が異なって来ます。
日常会話が出来る程度で構わないのであれば、使う頻度の高い会話表現を暗記して、その都度必要に応じて(あたかもカードを取り出すかの様に)覚えた表現を頭の中から引き出して使えば用が足りるかも知れません。

この場合には文法など余り考慮しなくても、覚えた表現を記憶の中から手繰り寄せて来て、適当に組み合わせたりしながら話していけば、それで事足りるでしょう。

従って、英語の入門者や初級者が、日常英会話程度を短期間でマスターしたいというのであれば、文法を余り意識して考えなくても、必要とされそうな表現を教えてもらって、その時の状況と場面に応じて、必要な表現を引っ張り出して来て喋れば、それで何とか対応出来るということになるでしょう。

その意味では、ごく短期間で英会話をマスター出来ると言う、よく見かける巷の広告の謳い文句も、強ち嘘とは言えない面があるかも知れません。但し、喋れる様になった少数の"勝ち組"になる為には、少なくとも、最低限の練習は欠かせませんが・・・。

しかし、外国人と議論し合ったり、仕事上の交渉にも役立てたりすることが自在に出来る位までになりたいと思ったら、暗記した会話表現をそのまま頭から引き出して使うだけでは到底対応出来るものではありません。やはり、正しい文法に基づいて、自分の考えを論理的に展開して行ける様になる為の、それ相当の練習が必要になります。

海外で、ネイティブスピーカー以外の人達が、短期間でも喋ることだけはそこそこマスターして何とか用を足している姿を見掛けたりすることがありますが、よく聴いてみると、時制の一致や三単現の「s」はおろか、使用すべき品詞が違っていたり、述語が主語に対応してなかったり、等々と間違いだらけだったりしています(中には、どうやったら、そこまでデタラメの限りを喋り続けられるのかと思ってしまう程の人まで登場したりして唖然とすることも(笑)・・・)。

実際の英会話では、ネイティブスピーカーといえども神様ではないので、結構ミスを犯したりもしていますし、ネイティブ以外の外国人に至っては、間違いだらけだったりする人も結構見掛けます。

このことからすれば、受験生でもない限り、文法は骨組みさえしっかりと把握出来ていれば、細部に亘った詳しい内容については、ある意味では必要に迫られてからでも十分間に合うとも言えるのではないかとも考えられます。

しかし、折角英語を勉強しようと志した以上は、出来ることなら、上級レベルや更にその上を目指して行きたいものです。その為には、やはり文法を完全に理解して、縦横無尽に使いこなして行くことがどうしても不可欠です。

英語のネイティブスピーカー以外の外国人や日本人の中で、短期間でかなり高い水準まで英語をマスターした人達を見ていると、そこには共通した点が見出せます。

いくつかある共通点の中で、文法を確実に体得して、それを自在に駆使して会話に活かしているという点が極めて重要な点として挙げられると思います。同じくハイレベルな日本語を習得した外国人についても同様なことが言えると思います。

(2)具体的な勉強法

基本的には受験英語の場合と大きくは相違しないと思います。

ただ、やはり英会話は楽しくないと中々長続きしにくいのも事実です。まして、それに必要な文法といったら他の分野に比べたら正直言って、面白さという点に欠ける面があるかも知れません。受験生だったら話は別でしょうが、そうでないのなら、始めの内は、余り力まずにサラっと概略を掴んでしまい、後は必要が生じたら、その都度確認して行くという程度で構わないと思います。

そこで、文体が平易で、分かり易く懇切丁寧に説明がされている、定評のある解説書を一冊決めて、一度は一通り読んでよく理解しておいて、後は必要な時に何時でも参照出来る様に、手元に置いておくと良いでしょう。

文法は、他の分野のレベルが上がって来るにつれて、次第に高度な内容のものへと移行して行った方が、挫折せずに続けて行き易いと思います。文法だけ先行してやろうとしても、興味も湧きにくいと共に、その必要性も分からなくて、中途で挫折し易いと考えられるからです。

現在地:トップページトレーニング別文法

検索エンジン:SEO対策 SEO対策実績 ホームページ制作 ホームページ制作会社 検索エンジン登録 無料ホームページ アバター ホームページ制作静岡